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保護者・学校関係者のみなさんへ

私たちは、Alternative School(オルタナティブスクール=『窓際のトットちゃん』に出てくるようなもうひとつの学校)の運営を通し、たくさんの子どもとご家族と接してきました。
それも、不登校、高校中退といった緊急避難として訪れる方も決して少なくはありませんでした。そうした経験から、それまで気がつかなかったこと、見えなかったことが見えてきました。


そして、金銭的、物質的豊かさより「心の豊かさ」こそが、何よりの「幸せ」なのではないかと確信いたしました。「なんだ、そんなこと当たり前だろ」とおっしゃる方も多いかもしれませんが、では、実際に自分たちは、そのように行動をしているのでしょうか?


世間体を含めた社会の呪縛の中で、気がつくと「常識的」と言われる行動を取ってはいませんか?

以前、幼児教育で出会った親子の出来事ですが、いわゆる「お受験」(小学校受験)ではなく本当の情操教育を求めスタートした教室がありました。しかし、その教室に入塾されるかなりの方は、「お受験」を前提として来ていたようです。

ある素敵な母娘の場合、お母さんは最初は受験目的ではなく、純粋に我が子の成長を喜ばれる方でしたが、周りが受験するさまを見て力試しのつもりで特に意識せず、娘さんに有名小学校を受験させてみました。


結果、合格しなかったのですが、来塾された折、母娘別々の部屋で先生とお話をしていましたら女の子が急に泣き出してしまいました。受験に失敗したことを泣いていたのです。しかし、よくよく話を聞いてみると「お母さんが可哀想」と言って泣いていたのです。


お受験ママでもなかったお母さんは真っ青になってしまいましたが、結果、考えてみると娘の成長を喜ぶ母の姿が、その女の子にとっては一番の励みになっていたのです。「お母さんを喜ばせたい」一心で受験した結果うまくいかず、悲しんだ例です。


しかし、このような小さな子の例は繰り返されるうちに大きな錯覚が起こってくるのです。それは、この小さな女の子のように、例えば「良くできる、素直な、良い子」というその子のイメージを自分だと思いこみ、自分、保護者、世間が一緒になって「虚像」を創り上げ、一生懸命に演じ続けているのです。


人それぞれの成長過程によって、早熟もそうでない場合も、思春期の感情の起伏も全て、その時その時の、間違いなくその子自身なのです。しかし、創り上げられた虚像に縛られ、現状からのズレに本人も周りも苦しんでいるように思われます。

我々のAlternative Schoolでは、先ず「あるがままを受容する」ことから始めました。そこから、これからどうしたいのか、どうするのかを一緒に考えて行きます。本当の自分を見つけられた時、その子は驚くほどの輝きを放ちます。また、我が子の変身を目の当たりにし保護者自身の価値観も大きく変わっていきます。


卒業式によく保護者の方々から、「この子のおかげで人生観が楽になりました」と言われます。きっと、この保護者の方々も社会の呪縛から「卒業」してくださったのだと思います。

みなさんのお子さんにとって一番必要なことは何でしょうか。

きっと、このページを読まれる保護者や先生方にとっては、その子にとって必要な「環境」を作ってあげることだと思います。世間体ではなく、社会に巣立つ前の予行演習の一番大切な時期です。全日制高校だけが決して「学校」ではありません。


なりたい状態になるための「育ち環境」を「学校」として一緒に考えてみませんか。

なお、代々木高校の「奨学金コース」は、中学校の先生方には進路は「進学」扱いで処理をしていただくようお願いしています。(職安にも確認済みです)それは、奨学金コース利用の生徒は3年後代々木高校卒業時に「高校新卒」としてもう一度進路を選択することができるからです。



入学等に関するご相談は、下記までお気軽にご連絡ください。
電話:050−3535−2797
FAX:03−5919−0528
メール:iinfo@yoyogi.ed.jp
Sype:yoyogi-info



通信制高校の代々木高等学校は、既存の全日制高校では「居場所を見いだせない」「価値を見いだせない」「物足りない」 という生徒のために、 その生徒に一番求められる「環境」を多様な人材や団体と一緒に構築しています。その「環境」で は、「全てを一度受容してくれる学校」であったり、「プロを育てる学校」であったり、ときには、「現場で実践する職 場」であったりします。 また、企業と連携して学費を企業が肩代わりしてくれる制度を構築しながら、本番である社会へ 出たときに「自分の意志と足で歩けるように」なってもらえるような「環境」を考えています。